歴史的な日に歴史的なスタート　渋野日向子がミュアフィールド初の女性リーダー | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -6 2 J・コルダ -5 3 G・ロペス -4 L・ダンカン -4 5 J・エワート -3 M・リー -3 C・ビュティエ -3 チョン・インジ -3 M・スターク -3 10 C・ヘジン -2 順位の続きを見る

歴史的な日に会心プレー 渋野日向子の名がリーダーボードの頂点に輝いた（撮影：福田文平）

＜AIG女子オープン 初日◇4日◇ミュアフィールド（スコットランド）◇6680ヤード・パー71＞

長らく男性メンバーしか受け入れなかったミュアフィールドが,初の女性メンバーを迎えたのは2019年のこと。3世紀近くの歴史を持つ、閉鎖的だったクラブに風穴が開けられた。そして22年8月4日は記念すべき日になった。

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女性メンバーを受け入れてこなかったミュアフィールド。ただし、ビジターとしてプレーすることは可能だったが、女子プロゴルフの大会が行われるのはもちろん初だ。一度は女性メンバーを受け入れるための動きがあったが、否決された過去も持つ。そんなコースでの全英女子は、世界中から注目を集める。そして、今後もこの記念大会の初日リーダーの欄には、渋野の名前が残ることになった。

8バーディ・2ボギーの「65」というスコアは、本大会初日のスコアとしては2番目に低い数字。渋野自身にとっても、海外女子メジャーの初日スコアとしては最少となった。自身も驚きを持って迎えたのが、この結果だ。

19年大会を制し、世界を驚かせたあの勝利からちょうど3年。「イギリスがゴルフを始めてくれたからこそ、私がいまできている…っていうのを考えながらやっているわけではないけど」と笑うが、今回もイギリスゴルフの1ページに“Hinako Shibuno”の名前があざやかに刻まれる。（文・高桑均）