3年前の自分に「こどもだったなぁ」 渋野日向子が振り返る全英制覇と下を向いたサインの“なぜ?” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
すっかり大人になりました(撮影:福田文平)
<AIG女子オープン 事前情報◇3日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>
2019年8月4日は日本のゴルフ界の歴史が動いた日だった。『渋野日向子が日本勢女子42年ぶりのメジャー制覇』。あれから3年。渋野日向子が当時を懐かしそうに語った。
「こどもだったなぁ」。思い返せば、「やっていることが幼稚(笑)」。テレビカメラが近寄ればカメラ目線でお菓子を頬張り、全世界にその模様が流れた。当時はその笑顔が世界中を虜にしたのだが、今となってはちょっぴり恥ずかしいシーンなのかもしれない。「あんなのあり得ない、恥ずかしいです…」と記憶から消したい過去なのかも知れないが、そんな渋野の言動がテレビの前のファンの笑いを誘い、それがやがて感動に変わったのも事実。「はじめてだったので、楽しむ要素しかなかった」と苦笑いだ。
今年の11月で24歳。大人になった渋野にとっては、こっぱずかしい過去でも、全英のファン、英国のファン、そして日本のファンは、いまでもあの優勝シーンを覚えている。大会にとっても、渋野は偉大な、そして記憶に残る歴代チャンピオンの一人。会場内には、大会覇者や注目選手の看板が立ち並ぶが、そこにはもちろん渋野の姿も飾られている。
「駐車場に入るときに看板があって3番目にあるんです。ほかの試合では絶対にない」と喜びは隠せないが、一点だけ気になることがある。「下を向いている、よくわからん写真(笑)。いつの?みたいな。それで笑ける」と、確かに優勝シーンでもなければ、最終日のものでもない。なぜこの写真…、となるのはうなずける。
すっかり成長した渋野。不調を打破するゲンのいい大会にするために調整をしたが、大会前日には放送するWOWOWのインタビューにも答え、クスっとするシーンもあった。
リンクスといえば?の質問に、「うーん、リラックス? なんか、言葉(の雰囲気)で…。ごめんなさい(笑)」と、当時と変わらない、飾らない答えで周囲を笑わせた。
4度目の全英挑戦。難易度高めのリンクスをどう攻略するのか。リラックスして臨んで、また世界を驚かすような言葉、でなくプレーを見せてほしい。
メジャー「全英AIG女子オープン」
◆放送予定
8/4(木)午後7:00〜[WOWOWライブ]<第1日>※無料放送・配信
8/5(金)午後7:00〜[WOWOWライブ]<第2日>
8/6(土)午後9:00〜[WOWOWライブ]<第3日>
8/7(日)午後9:00〜[WOWOWライブ]<最終日>
★連日生中継&WOWOWオンデマンドにて『日本人選手専用カメラ』ライブ配信
【WOWOW LPGAオフィシャルサイト】 www.wowow.co.jp/sports/lpga/
Follow @ssn_supersports