R・マキロイがテーラーメイド『ステルスUDI』の2番を投入、聖地で2位発進
マキロイと米国テーラーメイドの“全英オープン”のギア対策が奏功!(撮影:GettyImages)
<全英オープン 初日◇14日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
地面が固くミドルホールの1オンが続出するセント・アンドリュースでの全英オープン。150回記念大会の初日を7バーディ・1ボギーの「66」にまとめたローリー・マキロイは、新作『ステルスUDI』の2番を投入して「最高のスタートを切れた」2打差の2位発進だ。米国[▶▶▶ 180〜220yの選択肢!アイアン感覚でやさしく打てる『ステルスUDI/DHY』が登場!]()
オールドコースのシグネチャーホールで、鬼門の17番でも冷静にプレーできた点について、マキロイもこう説明。「ティショットはフェアウェイだったけれど、ロブウェッジのリーディングエッジを使ってボールをしっかり捉えられるライではなかった。だからギャップウェッジでチッピングという選択肢を選び、失敗しても痛みが少ない状況を作り出せた」。
ウェッジ3本は『MG3』だが、バンスを46°がSB、54°がHB、60°がLBと3本とも変えている。同社は「これによってグリーン周り、フェアウェイ、バンカーでほぼ全てのオプションが手に入る」と説明。マキロイも「ロブウェッジは、いつもよりバウンスを抑えて使っています。それでも、もしかしたらもっとバウンスを少なくしてもいいかもしれないね。フェアウェイがとても固いので」。警戒する地面の固さを冷静に分析・攻略していた。
また、新作『ステルスUDI』の投入経緯を同社が明かす。
「全英オープン前週の『JPマクマナス・プロアマ』で、彼はツアー担当とオールドコースの硬く速いフェアウェイで有利になるクラブ準備をしました。テストの飛躍から、ローリーは特にフェードを打ちたい操作下で『ステルスUDI』の2Iだとより多くのショットが打てると発見。全英オープンで必要なショットのため、彼はすぐヘッドを気に入り『ステルスUDI』と『プロジェクトX HZRDUS 105』シャフトの組み合わせは、Pシリーズの他よりも一貫したスピンレートとなりました。
ローリーはアデア・マナーで『ステルスUDI』を使用し、270ヤードのキャリー飛距離を安定させ、恐ろしい左のミスもなく、良いパフォーマンスを見せました。彼はセントアンドリュースの前日のラウンドでもそれをバッグに忍ばせ続け、オールドコースにもそれを携えて現れました。練習ラウンドの初日でも、セントアンドリュースの格言が確認されました。『フェアウェイはグリーンよりも速い』。
これを念頭に置いてローリーはティーオフクラブを持っており、風の要素を構図から少し外しています。セントアンドリュースのバックナインを見ると、風が右肩から右に抜けていくショットばかりで、ティショットで打つ必要のあるドライバーや3番ウッドはかなり高くて、風が右から左に動かしてしまうのです」(同)
なお、マキロイが投入した『ステルスUDI』のスペックは下記のようになっている。同作を投入したカート・キタヤマが4アンダーの5位タイ、アマチュアの中島啓太もイーブンパーの55位タイ発進をはたしている。
【マキロイの『ステルスUDI』スペック】
ヘッド:2番アイアン/実質ロフト:16°/ライ角:59.75°/シャフト:プロジェクトX HZRDUS 105 6.5 TX/長さ:40インチ/グリップ: MCCブラック/ブラック60R/スイングウェイト:D4
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