比嘉一貴が感じた“聖地”の壁 「いいショットが悪い方向に行くのが、このコースの難しさ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 C・スミス -13 2 C・ヤング -11 3 V・ホブラン -10 R・マキロイ -10 5 D・ジョンソン -9 6 S・シェフラー -8 T・ハットン -8 8 S・ティーガラ -7 A・スコット -7 T・グーチ -7 順位の続きを見る
沖縄出身で風には強い比嘉も、聖地では思うようにプレーさせてもらえなかった(撮影:GettyImages)
<全英オープン 2日日◇15日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
国内男子ツアーで賞金ランキングトップを走る比嘉一貴は、欧州2戦を渡り歩いて、聖地セント・アンドリュースの「全英オープン」でメジャー初出場を果たした。初日は1オーバーで、トータルイーブンパーのカットラインをにらみながら2日目のスタートを迎えたが、2バーディ・6ボギーの「76」とスコアを伸ばせず。トータル5オーバーで予選落ちを喫した。
聖地を去るタイガー、大声援に応えながら18番のスウィルカン・ブリッジを渡る【大会写真】
初日は「ガマンもできたし、無難なプレー」も、いざ順位を見たら77位タイ。2日目も「全体的に悪いものはなかった」と調子については問題なかったが、チャンスを決めきることができなかった。
1番こそバーディで滑り出したものの、ワンオン可能な9番と12番のパー4では、ティショットがバンカーにつかまり横に出すだけのボギー。2オンが狙える14番パー5では、ティショットを大きく右に曲げてOB。ボギーとした。9番と12番では打った感触は悪くなかったが、でこぼこしたフェアウェイを攻略しきれずにアンラッキーも重なった。「いいショットが悪い方向に行くのが、このゴルフコースの難しさ」と、“聖地”の壁は高かった。
「初めてのゴルフ場ばかりだったけど、意外と対応できるというのはいい自信になりました」とドイツ、アイルランドの連戦では手ごたえを得て、この初めてのメジャーでは課題を実感した。「メジャーになるとピンポジションも厳しい。バーディチャンスを決められないと流れも悪くなる。ボギーが出て続いてしまうのは、メンタル的にもまだまだだなと思いました」と反省が口をつく。
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