「アクセル踏まなきゃやばいっしょ」ダボ直後に見えた原英莉花の復調具合 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 青木瀬令奈 -11 2 ユン・チェヨン -10 吉田優利 -10 4 ささきしょうこ -9 5 笠りつ子 -8 菊地絵理香 -8 野澤真央 -8 金澤志奈 -8 佐藤心結 -8 10 林菜乃子 -7 順位の続きを見る
被害は最小限に食い止めた 最終日はアクセルを踏み続けるだけだ(撮影:米山聡明)
<資生堂レディスオープン 3日目◇2日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>
ムービングデーに後退することとなった。原英莉花は3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「74」と2つスコアを落として、トータル4アンダーの24位タイ。優勝戦線から大きく引き離された。
2番パー5で2打目を右のバンカーに外すと寄せられず、ここからまさかの4パット。伸ばしたいホールでダブルボギーという最悪の出だしとなった。
しかし、くじけることはなかった。それを証明するかのように、直後の3番パー4ではティショットでドライバーを振り抜き、同組の2人を大きくアウトドライブ。「きょう一番いいショットだった」と会心の当たりを放った。その後、スコアを戻すことはできなかったが、パープレーと大崩れすることはなかった。
苦しんでいた春先は、調子が良くても1つのミスがキッカケでスコアを崩すことも多かった。だが、「ギアを上げたいところでブレーキを踏む自分がいる」と話していた弱気な原はもういなかった。「ダボを打った後も、いいことばかりではないと頭に入れながらやっていました。悔しさはありましたけど、切り替えた。『アクセルを踏まなきゃやばいっしょっ』て」。踏ん張ることができたのはメンタル面の復調ゆえだ。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports