生涯6億円はもう目の前 菊地絵理香は自身初の逆転Vで掴めるか | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 青木瀬令奈 -11 2 ユン・チェヨン -10 吉田優利 -10 4 ささきしょうこ -9 5 笠りつ子 -8 菊地絵理香 -8 野澤真央 -8 金澤志奈 -8 佐藤心結 -8 10 林菜乃子 -7 順位の続きを見る
少しずつ、持ち前のショットが戻ってきた(撮影:米山聡明)
<資生堂レディスオープン 3日目◇2日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>
過去4勝はすべて逃げ切り勝利という菊地絵理香。「してみたいとずっと思っている」という自身初の逆転優勝に向けて3打差の5位タイから、首位を走る青木瀬令奈を追いかける。
元々パーオン率ランキング上位の常連だったショットメーカーは、オフにスイングを大胆に改造。古江彩佳や西村優菜、申ジエ(韓国)のエッセンスを注入してフラット目のスイングにビッグチェンジを施したが、「ボールの打ち出しがよくなくて」とシーズン序盤から大苦戦。さらにショットに時間を費やしたことでショートゲームも精彩を欠き、5月に元のスイングに戻すことを決断した。
そのショットは「まだまだ色々探しながらです」と模索は続いている。そのなかで「いいショットも結構ありました」と確率は上がってきた。「苦手としているホールでイメージが出しにくくてひどい球も打っているけど、いいショットを打ったところではバーディを獲れている」と決して多くないチャンスをスコアにつなげてここまで来た。
2012年に初シードを獲得した菊地は、10年間シードを守り続け、積み上げた賞金は5億9361万8136円。史上23人目の生涯獲得賞金6億円突破まであと638万1864円まで迫った。「そんなに残っていないのでイメージも沸かないです(笑)」と冗談めかして笑うが、「そんな数字まで行くと思っていなかった」。単独4位以上なら大台突破となるが、せっかくならば自身初の逆転優勝のおまけ付きで決めてしまいたい。(文・秋田義和)
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