古江彩佳がメジャーで見せた“修正力” 「最初はどうなるか…」からの挽回 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 チョン・インジ -8 2 P・パットラム -3 C・ヘジン -3 4 J・チャン -2 P・レト -2 6 古江彩佳 -1 キム・インキョン -1 キム・セヨン -1 キム・アリム -1 H・グリーン -1 順位の続きを見る
古江彩佳はラウンド中にちょっとひと工夫(撮影:南しずか)
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日◇23日◇コングレッショナルCC(米メリーランド州)◇6894ヤード・パー72>
古江彩佳が、畑岡奈紗と並ぶ日本勢最上位の1アンダー・6位タイで初日を終えた。「最初はどうなるか…」と、スタートの10番パー3では、ティショットをグリーン奥のバンカーに入れてのボギー。さらに続く11番でも左に出るショットを確認し序盤は「ドタバタした」が、6、7番の連続バーディなどで後半、盛り返した。
そのための“修正力”が光った。テークバックの時にアウトサイドにクラブが出ることが原因で、左へのボールが出ると考えた古江はひと工夫。「ドライバーの時にボールの位置を遠くして、自分のリズムを心掛けたら、セカンドショットも徐々によくなった」。6番パー5は、3打目を1メートルにつけてのバーディ。7番では対照的にエッジからの10メートルをパターでねじ込んだ。
「出だしがボギーから始まるのは想像もしていなかった。アンダーまで持っていけたのは上出来だなと思う」。不安な立ち上がりからのこの結果には、胸をなでおろす。特に残り181ヤードから6番アイアンで打った2打目を3メートルにつけ初バーディを奪った15番パー4を、「あの難しいホールで獲れたのは大きかった」と殊勲の1ホールに挙げた。
先週行われた「マイヤーLPGAクラシック」最終日は、自身の米国でのベストスコアとなる「64」をマーク。これが強気のプレーにもつながる。「ショット面でもうまくつながっていると思うし、パターでもしっかり思ったところに打てている。その最終日からイメージよくできています」。雨の影響もありグリーンも止まりやすくなっていたことも、その背中を押した。
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