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左ヒザには人工関節 59歳・堤隆志のシニア挑戦「プロである以上はツアーに出たい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

左ヒザは人工関節に置き換えて戦う堤隆志(撮影:ALBA)

スターツシニアゴルフトーナメント 事前情報◇16日◇スターツ笠間ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6932ヤード・パー72>

50歳以上のプロによる真剣勝負の場、国内シニアツアー。今週は第4戦の「スターツシニア」が行われる。ツアーメンバーの中には、左ヒザに人工関節に置き換えながら戦っている男がいる。今年10月に還暦を迎える堤隆志だ。レギュラーツアー時代は目立った成績もなく無名な存在だが、プロゴルファーとして目標だったツアーの舞台で奮闘している。

トレードマークはこの笑顔【写真】

■横尾要、加瀬秀樹らを抑えて2位で予選会を突破

昨年シニアツアーの予選会で21位に入り、10試合に出場した堤。シーズン終盤には古傷の左ヒザの痛みに苦悶していた。「1度手術したけどうまくいかなかった。今の人工関節は90歳まで持つと言われ、(手術をして)2カ月もすればゴルフはできるとのことだったので決心しました」。医師の言葉により昨年12月にメスを入れた。おかげで痛みはなくなったが馴染むまでにはまだ少々時間がかかるため、いまだに90度以上曲がらないという。

そして今年3月に行われたシニアツアーの最終予選会。横尾要や加瀬秀樹、高見和宏らレギュラーでの経験も豊富な選手が多く出場する中、3日間トータル3アンダーで2位に入り、年間の出場権を手にした。3日目には足を引きずるシーンもあったが「ちょっとできすぎでした。予定外」と笑みを見せた。

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