“憧れの人”からのメッセージも後押し ミンジー・リーが豪州勢3人目の全米制覇へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 M・リー -13 2 M・ハリガエ -10 3 B・ロー -7 4 L・コ -6 リン・シユ -6 コ・ジンヨン -6 I・リンドブラト -6 C・ヘジン -6 A・ノルドクビスト -6 10 L・マグワイア -5 順位の続きを見る
ミンジー・リーが母国3人目の全米女王を見据える(撮影:GettyImages)
<全米女子オープン 3日目◇4日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>
オーストラリア勢として3人目となる全米女王に向け、世界ランク4位のミンジー・リーが単独トップに躍り出た。2位に3打差をつけるトータル13アンダーから、逃げ切りをはかる。また3日間の合計ストローク「200」で、54ホールの大会最少記録(ジュリ・インクスター、1999年、201)を更新した。
前半8番までは静かな展開だったが、9番で3.5メートルを沈めると、そこから怒とうの4連続バーディ。ツアー初優勝を狙うミナ・ハリガエ(米国)を一気に突き放した。それでも涼し気な表情は崩れない。「バーディが続いても、あまり緊張はしない。高すぎることも、低すぎることもない穏やかな性格、これが私の長所なの」。華々しいバーディラッシュの後も、淡々とパーを並べ続けた。
そんな26歳は、やはり1999年大会にインクスターが打ち立てた通算アンダーパー記録(16アンダー)更新への意気込みについて聞かれても、至って冷静だ。「考えてないわ。記録はついてくるものでしょ? いいプレーができればいい」。あくまでも勝利の先にあるものというスタンスは崩さない。
今季1勝を含め、これまでに米ツアーで7勝を挙げてきた。昨年は7月の「アムンディ エビアン選手権」で、メジャー初制覇も成し遂げている。それに続くビッグタイトルが目の前に迫っているが、出てくる言葉は「この3日間と同じように臨むつもり。グリーン上でできるだけ多くのチャンスを作る。でも時には安全にね」というもの。確かにその性格は「穏やか」といえる。
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