「この勢いを保ちたい」畑岡奈紗は“大好き”なハワイから悲願成就へ再スタート | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

畑岡奈紗、ハワイから機運を高めていく（撮影：福田文平）

＜ロッテ選手権 事前情報◇12日◇ホアカレイCC（ハワイ州）◇6603ヤード・パー72＞

米国女子ツアーはアメリカ本土を離れてハワイへ。今週は「ロッテ選手権」が行われる。同大会に5度目の出場となる畑岡奈紗は昨年覇者のリディア・コ（ニュージーランド）、大会2勝のブルック・ヘンダーソン（カナダ）とともに試合前会見に出席、意気込みを語った。

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「この大会はいつも大好きで、特に日本のファンの方がたくさんいらっしゃるので、それがモチベーションになっています」と笑顔を見せた畑岡。「ロッテは日本でもとても有名なので、特別な思いがあります」とスポンサーへの配慮も忘れない。

今年は昨年まで行われていたカポレイGCではなく、ホアカレイCCが舞台。「グリーンはかなり小さく、フェアウェイはかなりタイトに感じる」と分析している。とはいえ、気を付けるべきことは変わらない。「風を読むことが本当に重要。グリーンに乗せることが、いいプレーをするために最も大切」。ハワイ特有の強い海風に対処することが大事だ。

メジャー初戦の「シェブロン選手権」が終わり、6月の「全米女子オープン」で再びメジャー制覇に挑戦する。ここからもう一度ギアを上げていきたいところ。「2週間前にメジャー初戦を戦ったばかりですからね。もちろん、今週は本当にいいプレーをすることが大事ですが、これからメジャーが続くので、この勢いを保ちたい」。シェブロンでは出遅れながらも最終日に「67」を出して、17位タイと上々のフィニッシュ。米参戦当初から掲げる悲願のメジャー獲りへ。南国から調整していく。