どん底の春、全米敗退、五輪でメダル逸 畑岡奈紗を支えた強い思い | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 畑岡奈紗 -16 2 ジ・ウンヒ -15 M・リー -15 4 笹生優花 -14 D・カン -14 6 S・ルイス -12 コ・ジンヨン -12 8 ユ・ソヨン -11 L・トンプソン -11 C・チョイ -11 順位の続きを見る
畑岡奈紗がどんぞこからはい上がってきた(撮影:GettyImages)
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇26日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
未勝利となった2020年シーズンのぶんを取り返すように、畑岡奈紗が今シーズン2勝目を飾った。「複数回優勝できたのはよかった」と喜ぶその裏には、苦しかったこの1年の思いが詰まっていた。
昨年の開幕戦ではプレーオフで敗退。2戦目も自身のミスから勝利を逃し2戦連続2位。勝利こそないものの調子は上々だった。ところがコロナという目に見えない敵との戦いが始まると、ツアーは7月まで中断した。
子どもの頃から夢見た東京五輪も延期。苦しい期間を乗り越え、再開後は9月から3戦連続でトップ7を外さないプレーも見せたが、18年、19年と続いていたシーズン連勝記録は止まった。
年が明け21年はさらに窮地に追いやられた。2月からの参戦で初戦を52位タイで終えると、その後2戦連続で予選落ち。今年の海外メジャー初戦となった「ANAインスピレーション」でも67位タイと不振は続いた。5月中旬までに出場した8試合で3回の予選落ち。最高成績は予選落ちのない大会での31位タイだった。
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