“サウジ8位”からマスターズへ 木下稜介の新たな目標 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
世界のトップに交じって8位に入った木下稜介(写真・Asian Tour)
ダスティン・ジョンソンやブライソン・デシャンボー(ともに米国)ら世界ランキング(WR)50位以内の選手が21人出場したアジアンツアー「PIFサウジインターナショナル」。日本勢最上位の8位タイに入った木下稜介は、新たな目標に今年4月のマスターズ出場を掲げた。
■急性虫垂炎を乗り越えてサウジアラビアで躍動
「たまたまですよ。自分に何も期待していなかったので」。賞金総額500万ドル(約5億7000万円)のビッグ大会で世界の猛者を相手にトップ10入りを果たしたが、謙遜ともとれる言葉が返ってきた。
期待していなかったのは理由がある。昨季、国内男子ツアーで2勝を挙げて賞金王争いを演じたが、1年の疲れからか年末に急性虫垂炎を患った。手術を受けて5日間ほどの入院。退院後は腹筋には力が入らず、ベッドから起き上がるのも苦労するほど。ゴルフどころではない日が続いた。
年明け早々の米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場予定だったが断念。翌週のアジアンツアーと国内男子ツアーの共同主管大会「SMBCシンガポールオープン」は、シンガポール政府の“新規のビザ発給停止”もあって欠場を余儀なくされた。
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