松山、金谷を追って中島啓太がマスターズへ出場！（撮影：ALBA）
世界アマチュア1位の海外メジャーへの旅が始まる。来月4月7日に開幕する米男子ツアーメジャー大会「マスターズ」への出場に先立って14日、中島は出国前のリモートインタビュー会見を開き、意気込みを語った。
現在は自宅でスイング調整に励み、トレーナーと体のコンディションを整えているという。出国は3月27日を予定しており、アメリカ到着後はアトランタで何日間か練習をし、その後オーガスタ入り。コースでの調整を進めていく。
米ツアーに参戦するのはマスターズで3回目。初めて出場した「ZOZOチャンピオンシップ」では、唯一のアマチュアながらトータルイーブン・28位タイの堂々のプレーをみせ、2回目となった今年1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」ではしっかり予選を通過し、トータル10アンダー41位でプレーを終えた。
昨年11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制して、日本人アマとして松山英樹、金谷拓実に続く3人目のマスターズ切符をつかんだ。「今までは観戦するものだと思っていたのが、今年実際に出場することになり、不思議な感覚です」。世界アマチュアランキング1位を引っ提げて参戦する大舞台に対して、いままで抱いたことのない気持ちを感じている。
米ツアーで活躍している松山英樹と3度目の共演ができる嬉しさのほかに、JGA（日本ゴルフ協会）ナショナルチームメンバーの一員である中島には、さらに感慨深さを感じている。「ナショナルチームで一緒にやってきた金谷（拓実）さんと出場できるのは本当に特別な思いがあります。いつも国内で一緒にやっているような練習ラウンドがマスターズでできたら感動しますね」。チームとして一緒に世界で戦い、先輩として背中を追ってきた金谷とともにオーガスタの地に立つ。その場面を思い浮かべて、さらに気合を入れた。
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