49歳でプロテストに合格し、シニア賞金王に輝いた寺西明【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
30歳でゴルフを本格的に始め、49歳でプロゴルファーになった賞金王が56歳に(撮影:岩本芳弘)
プロゴルファーと会社経営、2つの顔を持つ寺西明が、きょう3月28日に56歳になった。32歳のときに会社を設立し、自身が代表取締役を務める製造業の会社を営みながらツアーを戦う異色のプロゴルファーだ。
寺西明はデシャンボーと同じ動きでボールをつかまえる!【連続写真】
兵庫県加古川市で生まれ、幼少期は野球に夢中だった。仕事の付き合いのため、30歳からゴルフを本格的に始め、42歳で「日本アマ」に初出場するなど、数々のアマチュアタイトルを獲得。49歳となった2015年に、「一度限り」と決めて挑んだプロテストに合格。予選会を突破してシニアツアーでプロデビューを果たす。19年には海外メジャー「全英シニアオープン」に出場した。
20年は「日本シニアオープン」のビッグタイトルをつかんだ。舞台となったのは、アマチュア時代から何度もプレーした鳴尾ゴルフ倶楽部。「シニアオープンをやるというのを知ったときから、ここで勝つ」と思いを馳せていた通り、初日から首位を守り、終わってみれば2位に5打差の圧勝。優勝スコアのトータル5アンダーは、大会唯一のアンダーパーだった。その年、シニアツアー賞金王のタイトルも獲得した。
21年は開幕戦の「金秀シニア 沖縄オープン」を制し、賞金ランキング8位に入った。22年シーズンのシニアツアーも、4月7日に同大会で開幕する。
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