宮里三兄弟の長男は練習嫌いでのんびり屋【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ゴルフ界を盛り上げてきた宮里三兄弟の長男が45歳に(撮影:鈴木祥)
宮里三兄弟の長男、聖志がきょう2月28日に45歳となった。2004年に地元沖縄で開催された「アジア・ジャパン沖縄オープン」でツアー初優勝を挙げ、シード選手として活躍。現在はゴルフ番組にレギュラー出演するなど、多方面で活躍している。
高校は沖縄を離れて大阪桐蔭へ。その後、近畿大学に進学するも中退し、1999年にプロ入り。04年末、主催者推薦で出場した「アジア・ジャパン沖縄オープン」で、最終日に首位から8打差18位タイからスタートし「64」をマーク。地元で家族全員が見守る中、大逆転で初優勝を挙げた。翌年の同大会でも連覇のチャンスを迎えたが、高山忠洋とのプレーオフに敗れている。
その後は、シード選手として活躍するも、13年に8年連続で守ったシードを手放した。14年は下部ツアーを主戦場とし、7月の「HEIWA・PGM Challenge II」で勝利した。
持ち前の明るさとユーモアセンスで周りを和ませる一方で、練習嫌いでのんびり屋。ジュニア時代から活躍していた弟・優作と妹・藍とは対照的だった。近畿大学時代は、父いわく「遊び惚けていた」ために留年が決まり、沖縄に連れ戻された。それでも、天性のロングアイアンの球の高さと強さに磨きをかけてプロ入りを果たした。
昨年5月に右ヒザの剥がれた軟骨を除去し、骨に穴を空けて髄液で軟骨を再建する手術を行い、2か月間の松葉杖の生活を送った。主催者推薦で出場予定だった10月の「ブリヂストンオープン」へ向けて必死にリハビリに取り組んできたが、「自分が思ったよりもできなかった」と出場を辞退。ライブ配信のリポーターとして大会を盛り上げた。
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