逆転Vも「あると思う」 渋野日向子が「奇跡」の大会で2020年の集大成みせる(No.163145) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 原英莉花 -10 2 西村優菜 -9 3 上田桃子 -8 4 笹生優花 -7 5 蛭田みな美 -6 6 李知姫 -5 比嘉真美子 -5 三ヶ島かな -5 渋野日向子 -5 10 鈴木愛 -4 順位の続きを見る
苦しかった一日も気持ちは切らさなかった(撮影:岩本芳弘)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目◇28日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6,543ヤード・パー72>
「悔しい部分はあるけど、よく耐えられたと思う」。トータル5アンダー・6位タイに後退した渋野日向子は、2バーディ・4ボギーと2つスコアを落とした1日をこう振り返った。
トップの原英莉花との2打差を追い、2位タイからスタートした1日は、前日までよりも強い風が吹き込む難しいコンディションとなった。そのなかでフェアウェイキープは14ホール中5ホール。ラフからのプレーを強いられることが多くなったことで、パーオン数も前日の15ホールから9ホールと減った。「ラフからでなかなかチャンスにつかず、流れに乗れなかった。パー5でバーディが獲れなかった(この日は『0』)のももったいなかったですね」。追撃態勢が整わないまま18ホールが終わってしまった。
そんななかでも、ドライバー、アイアンショットに関して「ミスヒットは少なかった」というのは明るい材料として考えている。風に流されラフにつかまるショットは多かったが、「しっかりつかまえられていたし、距離も出ていた」と、これが明日に尾をひくことはなさそうだ。
またボギーとなった8番パー3や、初日にはイーグルを奪いながらきょうはスコアを伸ばし損ねた9番パー5など、バンカーからのアプローチを寄せきれずにチャンスを逸する場面も目に付いた。ただ、これについても「アゴに近かった分、高さを出すことに意識を向けた。高い球では距離は出ない。ボギー、ダブルボギーを打たないためには、その選択しかなかった」と、決して“戦略外”のできごとではなかった。
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