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導入2年目も再び… QT3位からの急降下で涙を流す選手も【リランキング泣いた人・笑った人】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

19年の第1回リランキングで涙を流した前田陽子(撮影:GettyImages)

2021年の公式戦初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が5月6日に開幕する。メジャー覇者を争うビッグトーナメントだが、その裏でもう1つし烈な戦いが繰り広げられる。それが今後の出場権争いだ。同大会終了後には、非シード選手を対象に出場権を見直すための「第1回リランキング」が実施される。それを前に、制度が導入された過去2シーズンのなかから、リランキングにまつわる“泣き・笑い”を紹介する。

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『そのとき調子のいい選手に出場権を与え直す』という目的で導入されたリランキング。QTで得た出場優先順位を大きく上げて試合数を増やす選手がいる一方で、当然ながらその順位を大きく下げ、試合が減るピンチに陥る選手も現れる。導入2年目の19年も、前年に続き大きく順位を下げる選手もいた。前田陽子もその一人だった。

この年、QTランク3位で開幕を迎えた前田だったが、フル出場できた前半戦は17試合で予選落ちが10試合と序盤から調子が上がらず3カ月が過ぎていった。第1回リランキングが実施された「アース・モンダミンカップ」でも4試合連続で決勝ラウンド進出を逃し、賞金254万円で出場優先順位を52位まで落とすことになった。ラウンド後には涙を流し、悔しい胸の内を露わにした。

推薦や出場権がこの順位まで下りてきた試合などで、アース後も15試合でプレーし、大きく出場試合数を減らさずに済んだ。それでも、その涙が、ここで大きく順位を落とすことが選手にとって、どれほどその後の不安につながるかを伝えた。

この年はほかにも“準シード”で前半戦出場権を獲得していた渡邉彩香(第1回リランキング62位)や、QTランク10位から65位まで落とした新海美優、QT6位から69位になった三浦桃香が辛酸をなめる結果になった。

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