最終ホールまで古江彩佳にプレッシャー 西郷真央が「果敢に攻めて」今季6度目の2位フィニッシュ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 古江彩佳 -12 2 西郷真央 -11 3 菊地絵理香 -10 4 勝みなみ -8 5 脇元華 -7 宮田成華 -7 7 藤田さいき -6 8 笠りつ子 -5 酒井美紀 -5 ユン・チェヨン -5 順位の続きを見る
最後まで追いすがった西郷真央 今季6度目の2位フィニッシュ(撮影:鈴木祥)
<NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 最終日◇24日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇6571ヤード・パー72>
西郷真央が今年だけで6度目となる2位で4日間を終えた。2打差の4位タイから逆転初優勝を狙い「68」をマーク。4つ伸ばしてトータル11アンダーとしたが、古江彩佳に1打及ばなかった。ラウンド後には「スコアを伸ばしきれずの1打差(負け)なら悔しい。後半に伸ばせたので、次にチャンスが来た時に全力で頑張ります」と前を向いた。
最終18番では4.5メートルのパットを沈め後半4つ目のバーディ。最後まで粘りを見せ、プレッシャーも与えたが逃げ切られた。ホールアウト後は、「古江さんがボギーを打つとは思ってなかったけど、“絶対”ということはない。パター練習ができるのはラッキーだな、くらいの気持ちでいました」とボールを転がしプレーオフに備えたが、実らなかった。
この試合は、まだアマチュアだった頃の2年前に出場。予選は通過したものの、決勝進出者中“最下位”の50位に終わった。それがプロになってから初出場で、いきなりの優勝争い。「難しいコースだなと思ってたけど、少しずつ成長できていると思う」。そんなことも感じられる4日間だった。
最終組の古江、勝みなみがバーディ発進を決めて、「スタートの1番で後ろの組(最終組)からすごい歓声が聞こえた。それで果敢に攻めようと心がけた。自分がやってきたこと、自分を信じてやるべきことを来週も頑張りたい」。ピンを狙い続け、そのなかでしっかりとスコアを伸ばす実力は優勝に値する。次こそシルバーコレクターを返上してみせる。
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