米ツアー勝利数で韓国勢歴代3位タイに並んだキム・セヨン プレッシャーで目覚ましセット間違い乗り越え歓喜(No.159455) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 キム・セヨン -14 2 インビー・パーク -9 3 畑岡奈紗 -7 C・シガンダ -7 5 A・ノルドクビスト -4 6 B・ヘンダーソン -3 7 C・ハル -1 J・クプチョ -1 9 L・スティーブンソン 0 B・リンシコム 0 順位の続きを見る
今大会の優勝で米ツアー通算11勝目を挙げたキム・セヨン(撮影:GettyImages)
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇11日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577ヤード・パー70>
韓国のキム・セヨンが、海外女子メジャー初制覇を果たした。4日間通算「266」ストローク、最終日に叩き出した「63」も大会最少。圧倒的な強さで、追いすがる母国の英雄、インビー・パークを5打差で振り切った。
「一度もスコアボードを見なかった。インビーが上がって来るのは分かっていた。自分のプレーに集中して、自分のゲームプランしか考えていなかった」。ひと組前を回るメジャー通算7勝、米ツアー通算20勝のインビーの存在を頭から消し、ひたすらバーディを獲り続けた。終わってみればこの日のベストスコア。一度も3打差以内に踏み込ませず、メジャータイトルをたぐり寄せた。
セヨンといえば米ツアーの72ホール最多アンダーパー記録「31アンダー」を保持するほどの爆発力が魅力。一度バーディの波に乗ると止まらないのが強み。今大会でもまったく勢いを失うことなく最後まで駆け抜けたが、さすがに昨晩はプレッシャーに押しつぶされそうになったと明かした。
「なかなか寝つけなくて、今朝の目覚まし時計の時間を予定より30分遅くセットしていた」と、思わぬハプニングもあった。それだけメジャー制覇という重圧と戦っていた。2015年の米ツアーデビューから毎年勝利を重ねてきたが、これでやっとビッグタイトルを獲得。「長かった。ようやくメジャーで勝てた」と、心から喜びを噛みしめた。
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