鶴岡果恋（左端）、小倉彩愛（右端）が勝みなみとともに会見に出席した（撮影：福田文平）
明治安田生命保険相互会社は21日、女子プロゴルファーの鶴岡果恋、小倉彩愛と新たに所属契約を締結したことを発表した。同日には東京都千代田区の同社本社で、2018年から所属契約を結ぶ勝みなみも含めた3人が出席する記者会見が開かれた。
1999年8月20日生まれで神奈川県横浜市出身の鶴岡は、湘南学院高卒業後の18年7月のプロテストに一発合格。昨季の賞金女王・稲見萌寧と同学年で同期の22歳だ。昨年の「ゴルフ5レディス」3位タイなど、20-21年シーズンはトップ10に4度入る活躍。メルセデス・ランキング55位となり、来季の前半戦出場権を獲得した。
小倉は2000年9月3日生まれ、岡山県総社市出身の21歳。岡山操山高在学時には、同学年の古江彩佳らとJGAナショナルチームでも活躍した。2度目の受験となった昨年6月のプロテストに合格。昨年末のQTで12位となり、ツアー本格参戦初年度の開幕をレギュラーツアーで迎えることが決まっている。
新たに同社のロゴをキャディバックなどにつけ臨むシーズン。3月11日からの「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」はホステスプロとして迎える。壇上で2人は「ホステスプロとして出場する大会で優勝できるように」（鶴岡）、「感謝の気持ちを持って、いいプレーを見てもらいたい」（小倉）と、特別な気持ちで挑む大会への意気込みを示した。“先輩”の勝も「所属選手が増え、女子ゴルフも明治安田生命も盛り上がると思う。3人に注目してもらえたらうれしいです」と新ファミリーの加入をよろこんだ。
また会見にはサプライズムービーも用意された。同社のCMテーマソングを歌う小田和正の曲に乗せ、幼少期からゴルフに取り組む姿をメッセージと写真で振り返る映像を見た3人は感動のあまり涙。特に勝は「おじいちゃん、おばあちゃんっ子で、それを思い出しました。あの頃ゴルフ頑張ってたな、とか」と赤く目を腫らすほどの大泣きだった。笑顔と涙の記者会見を終えた3人は、チーム明治安田生命として今季のツアーを盛り上げる。
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