「私たちは若い世代に語ることになる」大谷翔平の偉業を称える米記者が満場一致でのMVP受賞を期待!
現地時間11月18日に迫ったアメリカン・リーグMVPの発表。ウラジミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)とマーカス・セミエン(トロント・ブルージェイズ)とともに最終候補に選ばれた大谷翔平(ロサンジェルス・エンジェルス)は、11日に受賞したばかりのシルバースラッガー賞はじめ、米誌『Baseball Digest』で野手部門の最優秀選手、『Baseball America』では年間最優秀選手、史上16人目となる栄誉ある「コミッショナー特別表彰」などすでに受賞7冠を手にしている。
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全米きっての大谷マニアとして知られる米スポーツ専門放送局『FOX Sports』のアナリストのベン・バーランダー氏は、ナショナル・リーグとアメリカン・リーグのMVPは誰が受賞するべきかを個人的に選び、同メディアに発表した。
バーランダー氏はナショナル・リーグのMVPはブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)を選び、アメリカン・リーグのMVPは満場一致で大谷になることを期待するという。
「この年、私たちが目にしたショウヘイの姿は、個人としては史上最高のシーズンだった。彼は数え切れないほどの記録を更新し、夏の間中、ベーブ・ルースと比較されていた。打者としてもオールスター、投手としてもオールスターに出場し、ホームランダービーにも出場した。今から数年後、私たちは若い世代に『史上最も素晴らしい野球シーズンでオオタニを見ることができた』と語ることになるだろう」
一方、当の大谷の反応はバーランダー氏の熱狂とは裏腹に割と冷静で、11月15日に千代田区の日本記者クラブで、記者会見を行なった際、MVP関連の質問に対しては「今年やってきた数字を評価していただけるのはうれしいが、待ちわびる感覚ではない。もっとそういった賞をいただけるように頑張っていきたいと、切り替えたい」と話していた。
今季の大谷は打者として155試合に出場し、打率.257、出塁率.372、長打率.592、46本塁打、100打点、103得点、26盗塁、OPS.965をマーク。投げても130回1/3で自己最多の9勝(2敗)、防御率3.18、156奪三振という見事な二刀流で球界を席巻してきた。
バーランダー氏がいうように満場一致で大谷がMVPを受賞できるのか、メディアもファンも18日の発表が楽しみで待ちきれない。
構成●THE DIGEST編集部
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