寄せの達人、谷口徹が“スベる”中西直人にレッスン 「フォローで運ぶイメージ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 池村寛世 -6 石坂友宏 -6 3 星野陸也 -5 宇喜多飛翔 -5 武藤俊憲 -5 谷口徹 -5 7 中島徹 -4 比嘉一貴 -4 貞方章男 -4 杉本エリック -4 順位の続きを見る
中西直人(左)に谷口徹が即席レッスン これでスベらない男になる!(撮影:米山聡明)
<関西オープンゴルフ選手権競技 初日◇22日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103ヤード・パー71>
関西オープンの練習日。練習グリーンでツアー通算20勝の谷口徹と、中西直人が何やら話していた。どうやら谷口が中西にアプローチのレッスンをしているようだ。いったいどんなやりとりだったのか、あとで中西に話を聞いた。
「アプローチの練習をしていたら谷口さんが来て、『アプローチ下手やな』と言われたので、どこが下手なのか質問していたんです」と中西。谷口といえばアプローチとパターの技術はツアー屈指。ちょっと口は悪いが面倒見はよく、ツアー会場では若手に教えているシーンをよく見かける。
中西は「ボールが滑る」と悩んでいた。フェースの溝がボールに食いつかないため、思い通りのスピンがかからないというわけだ。ここで谷口は中西のインパクトを指摘。「僕のインパクトが打って終わりになっていると言われました。フェースに乗せたかったら、逆に加速させなくてはいけない。バックスイングが大きくてフォローが小さかったから、フォローで運んであげるイメージがいいんちゃう?って教えてもらいました」。
中西のアプローチが当てて終わりになっていたのは、雨によってぬかるんでいた前週の試合の影響がある。「久しぶりにチャックリしまくって、持ち上げるイメージが強すぎたのかと思って、ダウンブローを意識したんです。そうしたらボールが滑るようになって、ずっと何でだろうと思っていたんです。そうしたら谷口さんに出会ってしまった」。中西は大阪府出身、谷口は奈良県出身。「同じ関西ですし谷口さんには良くしてもらっています」と中西はいう。
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