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“ロスの悲劇” 世界1位コ・ジンヨンが17番でクワドラプルボギー、いったい何が起きた? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 畑岡奈紗 -11 2 H・グリーン -7 3 朴仁妃 -6 カン・ヘジ -6 コ・ジンヨン -6 6 L・ヴ -4 C・チョイ -4 M・リー -4 9 Y・ノー -3 A・ドハーティー -3 順位の続きを見る

避けられた悲劇だったのか 世界1位ジンヨンは17番で痛恨「8」

避けられた悲劇だったのか 世界1位ジンヨンは17番で痛恨「8」(撮影:GettyImages)

DIOインプラントLAオープン 3日目◇23日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

首位からスタートした畑岡奈紗と世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)は、16番までデッドヒートを繰り広げた。ここでバーディを奪った畑岡が、アプローチのミスからボギーとしたジンヨンに2打差をつけたが、これを超えるまさかの出来事が17番で起きた。

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この日の難易度は一番。3日間合計でも2番目に難しい、距離のあるパー4だ。グリーンの周りは手前以外をクリークが囲み、長い番手の2打目にプレッシャーがかかるロケーション。その2打目を一番先に打ったのがジンヨンだったが、これが左にフックすると、ペナルティエリア内に落ちた。

幸い砂地に落ちたボールだったが、グリーン面まではかなりの高さの壁がそびえ立つ。現場に到着したジンヨンは熟考し、キャディの手を借りて下に降りる。『行ける』と踏んだのか。ドロップを選択せずに脱出を試みたショットは、水を含んだ重い砂がエクスプロージョンショットを阻み、無情にも壁を越えず。再度チャレンジしたペナルティショットもわずかに届かなかった。諦めて後ろに下がり、1罰打を加えて6オン。2パットのダブルパー、クワドラプルボギーを喫した。

「あれは大きな間違いだった。でも後悔はしていない」とホールアウト後に語ったジンヨン。優勝を争う最終日で、是が非でもスコアを落とせない状況なら…。世界1位が下した判断が正しかったのかは他人がとやかく言うことではないが、ここで落とした4打により、優勝は確かに遠のいた。

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