石川遼が5Wの代わりとなるUTをテスト 「今週は240〜250ヤードのティショットが求められる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
米下部ツアーQTが控える石川遼 今大会にはどのようなセッティングで挑む?(撮影:ALBA)
<ブリヂストンオープン 事前情報◇6日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119ヤード・パー71>
石川遼は1カ月前まで、ドライバー、3、5、7番ウッドにアイアンが5番からというクラブセッティングで、ユーティリティは1本も入っていなかった。それが3週間前の「ANAオープン」から7番ウッドの代わりに21度のユーティリティ『[決定的瞬間! 石川遼の5番ウッドがポキリ【写真】]()
石川は19度のユーティリティについて、「5番ウッドに比べてユーティリティのほうが打ち出し角が低い。今週は240〜250ヤードのティショットが求められることが多いんです。それがちょうど5番ウッドの飛距離のところで、林の高さよりも上げない低めの球のイメージが、ユーティリティのほうが出しやすいな、と思って今日試しました」と説明する。
舞台となる袖ケ浦CC袖ヶ浦Cはドッグレッグやフェアウェイが絞られているホールが多く、ティショットの方向性に加えて縦の距離感も求められる。石川は「多ければ(パー3を除く)14ホール中7ホールでその距離を打つ可能性がある。2、3、6、10、11、14、15番ホールくらいですかね」とコースをイメージしながらスラスラと話す。過去のこの大会では、2番アイアンを使って低い弾道でティショットを打つことも多かった。この距離のポジションには、2番アイアンに5番ウッドに19度のユーティリティと、3つの選択肢ができている。
「5番アイアンでも低いドローが打てるし、ラフはユーティリティより5番ウッドのほうが打ちやすい。とりあえず明日は距離感も含めて5番ウッドでいこうかなと思っています」と、ユーティリティ2本体制の可能性は低そうだ。ちなみに、石川の5番ウッドはANAオープン最終日に木の根元からショットをしたときに、木に当たってシャフトが折れてしまったが、今では「調整がまったく必要がないレベルで」復活している。シャフトを新しく交換しただけでヘッドは元のままだ。
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