菊地絵理香「笹生さんはなぜパターの決断が早いの?」【ゴルファーのことば】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
13歳年下からのアドバイスが4年ぶりの優勝を生んだ(撮影:GettyImages)
常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は全英覇者が母国で口にした悔しさを噛みしめた一言。
「笹生さんはなぜパターの決断が早いの?」
2021年の「ダイキンオーキッドレディス」で好プレーを見せた菊地絵理香が明かしたエピソード。前年の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の練習日に笹生優花からアドバイスをもらったという。
「笹生さんは一緒の組で回ったときにラインを読むのも打つ決断も早くて迷っているように見えなかったので、『どうやってパターを打っているの?』って聞いたんです。そうしたら『入ると思って打っているんですか? 芝一本でラインもボールの動きも大きく変わるんですよ。入ると思って打たないほうがいいんじゃないですか』って(笑)。それを聞いて、入れに行こうとし過ぎることも考えすぎもよくないんじゃないかなと思いました。そこから入らなくても落ち込まなくなりましたね」
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