プロテスト不合格組に救いの手 ISPSが国内女子の空き週に異例大会を開催 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
(右から)会見に出席した橋添香、宮崎千瑛、芹川真海、半田晴久会長、保坂萌々、沓澤莉子、吉川くるみ(撮影:ALBA)
国際スポーツ振興協会(ISPS)は5日(火)、都内で記者会見を開き、国内女子ツアーがオープンウィークとなる7月第3週に、独自のトーナメントを開催することを発表した。
大会名は「ISPS ハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ 女子トーナメント」。7月13〜15日の3日間大会で、茨城県・太平洋クラブ大洗シャーウッドコースで行われる。2020年、21年度のプロテストを受験して不合格だった選手が対象で、エントリーフィ無料で参戦することができる。
予選36ホール・決勝18ホールのストロークプレーで争われ、賞金総額は3000万円だが、この賞金分配が面白い。優勝者には300万円、2位〜10位の各選手には一律200万円が与えられ、予選落ち選手にも一律5万円が贈られるという。
半田晴久会長は「女子ゴルフ界のために何をしたらいいのか。強い気持ちを持ってプロを目指す選手を助けたい」と、惜しくもプロテスト不合格になっている選手に対して「手を差し伸べたい」と開催決定への経緯を説明した。
ISPS所属の橋添香、宮崎千瑛、芹川真海、保坂萌々、沓澤莉子、吉川くるみの6選手も会見に登場。橋添は「開催していただき、とてもうれしく思います。日頃から腕を磨き続けているので、(タイトル通り)腕で300万を獲りにいきたい」と意気込みを語り、沓澤は「3日間という試合がほとんどないので、とても貴重です」と、3〜4日間で行われるプロテストの“前哨戦”ともいえる大会を見据えた。
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