晴れの日に河本結が語ったブレない信念 「世界一になりたい」(No.168956) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
河本結(中央)が改めて「世界一」への気持ちを口にした(撮影:福田文平)
15日(月)、日本体育大学の卒業式が執り行われた。この式典に2017年に入学した河本結が着物姿で出席。「プロゴルファーとして胸を張れるように。勇気や元気、感動を届けられるように一生懸命プレーしたい」と“新社会人”としての決意を語った。
14日まで行われていた「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」を戦いきり、高知から移動。この日の朝も4時半起きと“タフ”なスケジュールになったが、疲れに関して「大丈夫です」と問題なしを強調した。
すでに主戦場にする米国女子ツアーも開幕。しかし、今は国内にとどまり、初戦の「ダイキンオーキッドレディス」から来週のディフェンディング大会「アクサレディス」まで、日本ツアーで4試合を戦うスケジュールを立てている。「ゴルフの感覚はよくなっていますし、ここまでの2試合で大きな成長ができている。今やっていることが今後の2試合でできれば、おもしろい結果になると思います」。その表情は自信に満ちている。
宮崎での試合を終えると、そのまま渡米。4月1日開幕のメジャー大会「ANAインスピレーション」から、再び米国での生活が再開する。「去年出場してコースも知っていますし、そこまでにしっかりと状態を上げたい。もちろん優勝を目指していきたいですが、自分がやりたいと思っていることをしっかりやって、まずはトップ5を目標にします」。灼熱の9月に行われた昨年大会は69位タイ。そこからの大きな飛躍を胸に秘め、海を渡る。
「濃い4年間だった」という大学生活を終え、ここからはツアー生活に専念することになる。「課題だったり、大学でやらないといけないことがすごく多かったので、ゴルフに割ける時間も限られていました。大学で学んだことを今後のゴルフ人生に生かしながら、もっと集中したい。世界一になりたいなって思います」。門出の日に、決して変わらぬ信念を改めて言葉にした。
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