史上初!?の異例日程も何のその 蛭田みな美が“増枠”出場権ゲット(No.163427) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 石川怜奈 -6 2 蛭田みな美 -5 3 原江里菜 -5 4 鶴岡果恋 -5 5 高木優奈 -4 6 常文恵 -3 7 石川明日香 -3 8 山路晶 -2 9 村田理沙 -2 10 森岡紋加 -1 順位の続きを見る
2位で予選会ファイナルを突破した蛭田みな美(撮影:佐々木啓)
<JLPGA増枠予選会ファイナルステージ 最終日◇3日◇有馬カンツリー倶楽部(兵庫県)>
先週行われた、優勝者、賞金ランキング30位以内など出場者が限られる「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。例年であれば、その翌週に来季の出場者を決める予選会が行われていたが、今年は20-21年シーズンが統合となったため中止。その代わり、来年のトーナメントで出場者が増枠となった試合の“増枠ぶん”の出場権をかけた予選会が行われることとなった。
そのため、最終戦に出場していたQTランク下位の選手は、大会終了後にすぐさま出場権をかけた予選会へ参加するという異例の事態に。そんななか、リコーカップで6位タイに入る活躍を見せた蛭田みな美が、増枠予選会でも2位に入り来季の増枠ぶんの出場権を獲得した。
現在賞金ランキング28位。シーズン21試合終了後に行われる予定のリランキングで、以降の出場権を得るのはほぼ確実という状況でも出場したのは「リランキングまでの3月から5月の試合で、何試合か増枠するというイメージだったので出ました。チャンスは多い方がいい」という理由から。最終戦からの“強行軍”に違和感もあったが、「今年は変則だったので仕方ないなと思いました。出るからには頑張ろうと思ってやりました」と、うまく気持ちをコントロールして、出場できるであろう試合を増やした。
長いシーズンの第一目標はシード獲得。続けて、「シードに向けて上位に食い込んでいけたら優勝も必ずできると思っています」とその先も見据えた23歳。コロナ禍の影響で生まれた異例のスケジュールでも活躍できたことを自信として、21年も戦っていく。
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