「なるようになれ」10度目の最終日最終組を迎える、高橋彩華の心構え | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 高橋彩華 -10 2 木下彩 -9 3 藤田さいき -8 松森彩夏 -8 安田祐香 -8 6 植竹希望 -6 田辺ひかり -6 8 野澤真央 -5 濱田茉優 -5 上野菜々子 -5 順位の続きを見る
10度目のチャンス、高橋彩華はどのように挑む?(撮影:上山敬太)
<フジサンケイレディスクラシック 2日目◇23日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6447ヤード・パー71>
高橋彩華が単独首位を堅守した。初日に大会記録タイとなる「63」をマークし、2日目は4バーディ・2ボギーの「69」でプレー。ツアー初優勝を目指すなか、自身10度目となる最終日最終組を迎える。
カメラマンに気がついて…きょうもこのポーズいただきました【ライブフォト】
首位で最終日を迎えるのは今回で6度目。2018年にプロになってから幾度となくチャンスはあったが、それをつかみきることができなかった。「緊張は絶対すると思う」というこの状況に、優勝を意識しすぎずに自然体で臨むべきか、気合を入れて強い気持ちを持って臨むべきか。「いままでの反省を思い出しながら活かしたい」と話すが、まだはっきりとした答えは見つけられていない。
「自分自身にビビって“出ないお化け”を怖がった結果だと思っています」。いままでを振り返り、緊張や恐怖心に打ち勝てなかったからだと分析した。「普通にやれば出ないお化けを怖がってどうするんだろうって。潔く振り抜いていくしかないのかな」。今大会から変更したアイアンがハマっていてショットには手ごたえも感じている。だからこそ、このチャンスをしっかりとつかみきりたい。
最終日は雨と風の予報で、コースは初日、2日目とはまた違う表情をみせる。「より集中して打っていかないとケガしてしまうコース」を、どうやって攻略するか。「なるようになれ」と意気込みを語った爽やかな笑顔の裏で、静かに闘志を燃やしている。(文・笠井あかり)
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