吉本ここねの最新クラブセッティング シャープな『スリクソン』から、9Wがある『ゼクシオ』にチェンジ(No.160502) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
ツアーでは飛ぶほうではないため、ウッド系を厚めに入れている(撮影:佐々木啓)
2000年1月5日生まれの吉本ここねは現在20歳。18年にプロテストに合格すると、その年のQTで43位となり、19年のツアーに本格参戦を果たした。ルーキーイヤーは夏場以降、予選落ちが続き賞金ランキング99位に終わったが、19年のQTで11位と再びツアーへの出場権を掴んだ。そして、今年の「日本女子オープン」では7位タイでフィニッシュし、レギュラーツアーでの自己最高位を記録。そんな吉本のクラブセッティングを見てみよう。
今年のクラブで大きく変わったのは『[ダンロップ]()の女子ツアー担当のクラフトマン、松栄圭一郎氏に話を聞いた。
「吉本プロは基本的にシャープな顔が好みなので、[ゼクシオ]()を提案させてもらったのです。吉本プロ自身も『その方がいいかも』と言ってくれたので、昨年からテストはしていました。好みの顔と少し違うので慣れるまでに時間がかかり、今年からの使用となったのです」と松栄氏はいう。吉本自身も「ドライバーはボールも上がりやすくて、すごくやさしくなりました」と変更のメリットを感じている。
吉本が『[ゼクシオ]() イレブンには9番ウッドまであるんです。基本的には、ロフトのあるフェアウェイウッドのほうが、ユーティリティよりミスになりにくい。吉本プロのようにグリーンを狙うショットでショートウッドを多用する選手は、高さが気にならなければメリットの方が多いのです」と説明してくれた。
確かに弾道が高くなりすぎてショートウッドを嫌う選手もいるが、ユーティリティよりも弾道が高いので、グリーンに止めやすい。すなわちピンを狙いやすいことになる。9番ウッドまで入れている選手は吉本の他に、柏原明日架、青木瀬令奈などシード選手にも何人かいる。9番ウッドをラインナップしているモデル自体があまり多くないが、ユーティリティで弾道が低く、グリーンに止まらないなどの悩みを持っている人には、一度トライする価値はありそうだ。
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