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“新”アマチュア資格規則でスポンサー契約が可能に! プロとアマとの境界線とは | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

昨年はスコッティ・キャメロンのパターを使用していた中島だが、ソニーオープンではパターを含む14本がテーラーメイド製に 用品契約は近いといわれている(撮影:GettyImages)

今年のソニー・オープン・イン・ハワイに出場し、41位でフィニッシュしたアマチュアの中島啓太(日体大3年)。1月12日にはエクセル・スポーツ・マネジメント社との契約も発表したが、今年の1月1日から施行された新しいアマチュア資格規則の恩恵を早速受けた形となった。新しい規則の主な変更点がどのようにアマチュアゴルファーに影響していくのかを本誌記者SとライターYが探ってみた。
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記者S 「今回の規則改正で最も大きく変わった点は、アマチュアが企業とスポンサー契約を結んで金銭を受け取ることができるようになったことです。そこにはテレビCMに出たり、広告活動ができることも含まれます。しかも、契約金の金額には上限がありません」

ライターY 「海外遠征が多いトップアマにとってはありがたいルールだし、これまでは遠征費などを捻出できず、活躍する場を制限されていたアマチュアにもチャンスが増えるということだよね」

記者S 「日本ゴルフ協会(JGA)によれば、この問題は何年も前からの懸案事項であり、JGAだけでなく、全米ゴルフ協会(USGA)など各国のゴルフ団体でもよく議題に上がっていたそうです」

ゴルフ先進国ではアマチュアのレベルアップと若年化の傾向があり、若いアマチュアがプロツアーで勝つことも増えてきた。同時にアマチュアをサポートしたい企業も出てきたが、従来の規則ではそれを認めていなかった。ただ、ゴルフ界の発展を考えた場合、果たしてそのことが正しいのか、むしろ足かせになっているんじゃないかという議論が戦わされてきた。

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