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河本結が米国で見つけた“武器”と“課題” 目澤秀憲コーチは「過去に執着せず新しい自分で良い未来を作る」(No.160439) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

コーチの目澤秀憲氏は、昨年5月のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップでキャディを務めた(撮影:鈴木祥)

今季から米国女子ツアーを主戦場にして戦ってきた河本結が、2週間の自主隔離期間を経て今週の30日(金)に開幕する国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」に出場する。コロナ禍で試合が中止や延期となるなか、ルーキーイヤーの米国女子ツアーでは、これまで12試合に出場して予選通過は6試合、トップ10は2試合で賞金ランキング65位(12万9445ドル)につける。直前のメジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に帯同していたコーチの目澤秀憲氏に、河本の成長や課題について話を聞いた。

これが河本結の2020年ドライバースイング【連続写真】

■アイアンショットは米国でも通用する

全米女子プロでは48位タイに終わったものの、2日目は残り3ホールから2つのバーディを奪い、24位に順位を押し上げて予選を通過した。「全米女子プロのアロニミンクGCは距離が長かったし、河本プロの人生のなかで一番難しいゴルフ場の1つだったと思います。2日目は予選カットギリギリのところから、最後にバーディをポンポンと獲ることができた。あのセッティングで、1日でもああいうプレーができたのは自信につながる。そこは良かったと思います」と目澤氏は振り返る。

世界最高峰の米国女子ツアーで戦っていく上で、飛距離など足りないところはまだまだある。それでも目澤氏は「通用している部分、良いところもたくさん試合のなかで見つけられました」という。「アイアンショットでは人よりも長いクラブを持ってはいるんですけど、どのピンもオールマイティに攻められる球筋を持っている。それが河本プロの良いところだと改めて思いました」。

具体的にはどういうことなのか。「簡単に言うと左サイドのピンですね」。河本の持ち球は左から右に曲がっていくフェードボール。左サイドのピンを狙うには、グリーンの左に向くか、反対に曲げていくドローボールを打たなければいけない。フェードヒッターの河本にはイメージが出しづらいピンポジションなのだ。

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