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南アでコロナの変異株が猛威! 欧州開幕戦は短縮へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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コロナ変異株が猛威を振るう南アフリカ 開幕戦は短縮競技に

コロナ変異株が猛威を振るう南アフリカ 開幕戦は短縮競技に(撮影:GettyImages)

今週南アフリカのヨハネスブルグで開幕した欧州のDPワールドツアー開幕戦、「ヨハネスブルグオープン」では2日目の朝、多くの選手が大会から棄権した。その多くはイングランドやアイルランドの選手で、「急きょ、母国へ帰るため」の手続きに追われた。

来年4月には日本で欧州ツアー開催決定【写真】

南アフリカで発見された新型コロナウィルスの変異株が猛威を振るい、英国政府は南アフリカを含む6カ国からの入国制限を発表した。26日0時以降は10日間の自主隔離、28日(日)の朝以降はホテルに滞在しての隔離が求められる。英国保健局は「複数の変異株はデルタ株よりも感染力が強く、ワクチンの効力も弱い可能性がある」と指摘した。米国も南アフリカからの渡航を一時休止するとバイデン大統領が発表している。

悪天候の影響で第1、第2ラウンドがサスペンデッドとなったが、少なくとも12名以上の選手が第2ラウンドまでに大会から棄権。これを受けて、ツアーは同大会を72ホールから54ホールへ短縮することを決定した。土曜日に第2ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、54ホール大会を目指す。

「南アフリカ以外に居住する選手、キャディ、関係者が母国に安全に帰国することを支援する」とツアーはコメントした。

また、次週は欧州ツアーと南アのサンシャインツアー共催大会「南アフリカオープン」が南アフリカ・サンシティのゲーリー・プレーヤーCCで開催予定だったが、サンシャインツアーの単独開催に変更。その翌週の「アルフレッド・ダンヒル選手権」(12月9〜12日)は同じく南アフリカのレオパードCCで開催予定だったが、こちらは中止となった。(文・武川玲子=米国在住)

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