「手術中に亡くなる可能性もある」と告げられたドラコンプロ山崎泰宏の『選択』【心筋梗塞からのフルスイング】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
心筋梗塞から約1年ぶりに返ってきた3月の山口大会で、山崎泰宏は45歳以上のマスターズ部門で2連勝を挙げた(撮影:ALBA)
ドラコンプロの山崎泰宏は2021年4月24日のドラコン大会の当日に心筋梗塞に見舞われるも、手術によって一命をとりとめた。しかし手術後1週間はICU内で8本の点滴で命をつなぐなど、まさに死の淵を彷徨う状態であった。
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だが、その後、彼は驚異的な快復をみせ52日後に日常生活に戻り、さらにその2カ月後にはドラコンプロとして競技に出て復活を果たすのである。
自分はどうして“死なず”に済んだのか。そして、どうして以前と同じように“生きる”ことができているのか。その理由を多くの人に知ってもらい、自らの身に置き換えて考えてもらうことができれば、万が一その人が同じような事態に遭遇した時に何かの助けになればいい。それが生きながらえた自分にできることと山崎は考えている。
今回は、生死を分ける『選択』について考えていく。
まず当日の模様を再現していこう。
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