「底」からの復活 ウッズ、ケプカ、トーマス!?【舩越園子コラム】(No.166466) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 B・ケプカ -19 2 X・シャウフェレ -18 李京勲 -18 4 J・スピース -17 S・ストリッカー -17 C・オルティス -17 7 S・シェフラー -16 M・ネスミス -16 A・パットナム -16 10 J・ハーン -15 順位の続きを見る
ブルックス・ケプカが1年半ぶりの優勝で復活(撮影:GettyImages)
ウエイスト・マネジメント・フェニックス・オープン最終日は、多彩な顔ぶれがリーダーボードにひしめく大混戦だった。
最終組で回ったジョーダン・スピースとザンダー・シャウフェレといえば、一時期はハイスクール同期の「クラス・オブ・2011」と呼ばれて持てはやされたが、ここ数年はどちらも優勝から遠ざかっている。
不調続きのスピースが最終日最終組になったのは実に2018年以来のことだった。シャウフェレは決して不調ではなかったが、2019年1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ優勝以降は、どうしても勝利に手が届かず、2位になること7回。
そしてこの日、2人はどちらも終盤に池につかまり、シャウフェレはまたしても2位タイ、スピースは4位タイに終わった。しかし、同期の2人がそろって優勝を競い合う様子には、懐かしささえ覚え、ちょっぴりうれしくなった。
もう一人、同じ「クラス・オブ・2011」のジャスティン・トーマスは、年明け早々の不適切発言の騒動以来、3週間ぶりに米ツアーに戻ってきた。スポンサー契約を切られ、ロゴなしのウェアでクラブを振ったトーマスは「いい人間に成長できるよう頑張る」という言葉通り、謙虚に真摯にプレーし、上位に浮上した。しかし、最愛の祖父ポールの訃報が3日目に飛び込み、最終日は悲しみをこらえながらのプレーになった。なんとか1オーバーで回り切り、13位タイ。18番グリーンの奥で待っていた父親マイクに肩を叩かれ、思わず涙をこぼした。
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