石川遼の新『EPIC』を激写! ヘッド、シャフトを一新し「試合でも使う予定です」
石川遼、未発表プロトを投入するようです。『EPIC MAX LS』プロトのウェイト外し!?(撮影:ALBA)
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇13日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
開幕直前の「ソニーオープン・イン・ハワイ」で、石川遼の新ドライバーをキャッチした。青空の下、ポーズを決めた画像を見ると、既報のジョン・ラームやザンダー・シャウフェレらが投入していた『EPIC SPEED』プロトとは異なり、『EPIC MAX LS』とソールに書かれている。
◆キャロウェイの新作? 『Epic Speed』『同LS』『Epic Max』『同LS』が適合リストオン
そして、ラーム、シャウフェレが投入したものとは異なり、ソール後方にペリメータウェイトの受け口が確認できる。既にR&A適合リストに登録されている『EPIC MAX LS』の画像と見比べると、“ウェイト外し”を行い、ヒール側に鉛を貼って調整した跡も。
◆DJ、モリカワ、ラーム、シャウフェレ、トーマス。新作ドライバーの初速は?
実は、大会前に石川は新作に関する詳細は伏せつつ、その手応えを明かしていた。
「(新ドライバーを)すんなり使うことができました。とにかく顔が良くて、使いやすいですね。前のモデル(MAVRIK 440)よりもスピンが抑えられて初速が上がってます。ちょっと曲がりにくい感じもしますし、めっちゃイイ感じです。飛距離も伸びてますし、試合(ソニーオープン・イン・ハワイ)でも使う予定です」(石川遼)
また、新ヘッドの切り替えと同時に、シャフトも変更。昨年はグラファイトデザイン『TOUR AD XC-7TX』だったが、ご覧のように真っ白な『TOUR AD HD-7TX』へと変更。同社のツアー担当・高橋雅也氏はこう話す。
「昨年末の日本シリーズの少し前に【来年は違うシャフトを試したい】と依頼されて渡していました。『HD』の方が『XC』より手元がしっかりしていて、ハジキやしなり戻りは『HD』の方がいいそう。シャフトがたわみすぎないので、『HD』の方が強く振れるみたいですね。新ヘッドとマッチングがいいので使ったのでしょうね」(グラファイトデザイン・高橋氏)
シャフトだけでなく、元々、石川と『EPIC』シリーズの相性はいい。
特に『EPIC』シリーズの2代目となった『EPIC FLASHサブゼロ』で、2019年に復活の3勝を挙げている。その『EPIC FLASHサブゼロ』を使用する前は、2016年モデルの『[◆石川遼が掲げるスイング改造“2カ年計画” 「やりがいがあるから続けられる」]()
胸板も厚く、たくましい腕はオフトレの成果もうかがえる。そして、田中剛コーチと取り組むスイング改造&マネジメント改善も開始から10ヶ月を越え、徐々に自分のものとしてきた石川。新兵器を携えた2021年の初戦、PGAツアーの舞台でどうなるか。
Follow @ssn_supersports