米女子ツアーで優勝争いも 姉弟でツアー勝利を挙げたお姉ちゃん【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
香妻琴乃は限られた試合で、結果を残していきたいところだ(撮影:GettyImages)
香妻琴乃がきょう4月17日に30歳になった。ジュニア時代から活躍し、18年にツアー初優勝。今季はシード権がなく、主催者推薦での出場となるが、「オフにスイング修正をして、つかまる球が打てるようになった。出られる試合は少ないですが、その中で優勝を意識してがんばっていきたい」と意気込みを語っている。
3歳からゴルフを始め、幼少時代は横峯さくらの父・良郎氏が主催する『めだかクラブ』に在籍。中学から日章学園に進学してさらに腕を磨き、2009、10年はJGAナショナルチームに選抜された。11年のプロテストに一発合格しツアーに参戦すると、14年に2位2回を含むトップ10に7回入るなど活躍し、賞金ランキング19位で初シードを獲得する。
そのなかでも記憶に残る勝負となったのが、米国女子ツアーとの共催試合「ミズノクラシック」だった。54ホールを終え、イ・イルヒー、李美香(ともに韓国)とトータル11アンダーで並び、勝負はプレーオフへ。その3ホール目に、先に14メートルのバーディパットを決めたものの、イが10メートル、李(韓国)は7メートルを入れ返し、決着つかず。結局、5ホール目にバーディを奪った李が勝利した。後のインタビューでは「さすがに勝ったと思った」と、振り返っている。
翌年から腰痛と手首痛に悩まされ、16年には賞金ランキング52位で、シード権を喪失。17年も63位に終わったが、再起をかけて臨んだ18年、「マンシングウェアレディース東海クラシック」で念願のツアー初優勝を果たした。
その後は、シード権を維持することができず、今季はQTランキング171位。それでも3月に地元の鹿児島で行われた「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」に出場した際には、「オフに取り組んだことができた」と笑顔を見せている。初優勝は弟の香妻陣一朗よりも早かったが、先々週の国内男子ツアー開幕戦で2勝目は先を越された。お姉ちゃんも続きたいところだ。
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