惜敗の思いはその日に解消 小祝さくら、23歳初戦も“さくら節” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
誕生日もいつもの小祝さくらでした(撮影:鈴木祥)
<KKT杯バンテリンレディス 事前情報◇15日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>
本日4月15日に23回目の誕生日を迎えた小祝さくら。同じ辻村明志氏コーチに師事する吉田優利をはじめ、各方面からプレゼントをもらう一週間となっているが、「いつも誕生日だからといって家族でお祝いしたりもしないので、年を取ったという感じもせず進んでいます。私にとって誕生日は普通の日ですね」と節目の日にもいつもと変わらないちょっぴり天然な“さくら節”で答えた。
22歳最後の試合となる「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」はプレーオフに持ち込むも、3ホール目で同じく今年2勝を挙げていた稲見萌寧に敗れた。ホールアウト後には「プレーオフは普通に負けるより悔しい」と漏らし、関西から帰京後はその足で辻村氏のもとへ。素振りを行い「『ここを直さなきゃいけない』という修正点が見つかりました。スッキリした感じで終われて良かった」と、その日のうちに問題点を解消。さすがの行動力だが、これも小祝に言わせれば「辻村プロの家は近いですし、帰り道なので」と特別なことでもないようだ。
リベンジを期す今大会は、その辻村氏がキャディを務める。「辻村プロはすごくラインを読んでくださります。ときには(ラインを読む姿が)スパイダーマンかというくらい(重心が低い)。合っていますし、入ります。ライン読みに信頼感があります」と例年多くの選手が「難しい」と話す熊本空港CC攻略の大きなサポートとなりそうだ。
「先週よりショットは良くなっています。ティショットが狭いホールがあるので、方向性をしっかりとしていきたい」と状態が上がってきたのも好材料。新たな1年の始まりとなる大会で、早々に悔しさを晴らしたい。(文・秋田義和)
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