小祝さくらが“期待していなかった”メジャーでV圏内 今季52試合目のラスト18ホールは「悔いのないように」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 三ヶ島かな -9 2 古江彩佳 -6 3 穴井詩 -5 小祝さくら -5 高橋彩華 -5 西郷真央 -5 7 比嘉真美子 -4 野澤真央 -4 原英莉花 -4 10 申ジエ -3 順位の続きを見る
小祝さくらがV圏内に浮上 ロングシーズンの集大成を見せるときだ(撮影:村上航)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>
目標の賞金女王を逃した悔しさを最終戦で晴らすか。小祝さくらは5バーディ・2ボギーの「69」とスコアを3つ伸ばして、トータル5アンダーの3位タイに浮上した。
3番でボギーが先に来る展開となったが、4番で2打目を1メートルにつけてバウンスバックを決めると、7番、9番と順調にスコアを伸ばす。折り返してからも11番パー5では3打目を寄せて、12番パー3ではティショットを1メートルにつけて連続バーディ。最終ホールで1メートルのパーパットがカップを一周してパーを逃し、「悔いが残る終わり方になってしまった」とオールオッケーとはならなかったが、首位と4打差の優勝圏内で最終日へと向かう。
これまで6勝を挙げながらも届いていないメジャーのタイトル。「複数年シードだったり、普通の試合とは違って頑張りたいという気持ちもある」と思いは強い。だが、一方で難コース・宮崎CCに対して「このコースは得意ではなくて、今週はあまり期待してなかった」という気持ちも。
「最終日にこの位置に来られると思っていなかった」というのが正直なところ。だからこそ、このチャンスは逃したくない。「しっかりと伸ばして終わりたい。もう最後なので、悔いのないようにプレーできたらいいなと思います」。2020-21年と統合された今季、全試合出場者は小祝を含めて3人しかいない。これが最後の52試合目。調子が戻りつつあるショットを武器に、長かったシーズンの最後にビッグタイトルをつかみ取る。(文・秋田義和)
Follow @ssn_supersports