1100人収容のメガ・エンタメ施設もオープン 今がアツい!ドバイのゴルフ事情 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ドバイの夜景とトップゴルフ(インスタグラムより)
<アジアパシフィックアマチュア選手権 事前情報◇2日◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ◇6986ヤード・パー71>
今年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」は大会初となる中東の地、アジア首長国連邦(UAE)で開催される。ドバイといえば、超近代ビルが密集する、大富豪が住まう都市。そんなイメージはあるものの、ゴルフに関する知識でいえば、欧州ツアー「オメガ・ドバイ・デザート・クラシック」の会場だなぁ…。そういえば、UAE出身のプロゴルファーって誰がいただろう…というレベル。
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しかし、新ツアー立ち上げ中で話題のグレッグ・ノーマン(オーストラリア)も注目しているというドバイ。実際のところ、現地のゴルフ人気はどうなのか? 現地メディアに聞いてみると、「今、ゴルフ熱がアツい!」という答えが返ってきた。
本大会会場をはじめ、エミレーツGC、ドバイ・ヒルズGC、ジュメイラゴルフエステーツなど、空港から30分〜1時間圏内にゴルフ場が集まっていて立地もいい。ドレスコードも寛容で、プレー料金も1万円ちょっとと、日本とそこまで変わらない料金で回れるとあって、観光客にも地元の人にも身近なスポーツ。今年1月には、エミレーツGCの敷地内に米国で有名な練習場施設「トップゴルフ」がオープンしたばかり。1100人が収容可能で、レストランやラウンジも併設。最先端のモニター完備のエンタテインメント施設で、ゴルフ以外にも家族や友達づれで遊びに来る人々で、いつもにぎわっているそうだ。
「もともと、ドバイでは大きなプロトーナメントも開催されていて、ゴルフはポピュラー。ただひとつ問題を挙げるなら、ローカルの人でゴルフに興味を持つ人が、まだ少ないということ。インド、パキスタン、中国、韓国、イギリスからの外国人が75%以上を占めていて、彼らにはなじみ深いが、ローカルにはまだまだ。そういう意味で、ゴルファー以外も楽しめるトップゴルフは、ドバイのゴルフ界にいい影響を与えている」と現地記者。特にローカルの若者にどう興味を持ってもらうかが、ひとつの課題になっているようだ。
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