16歳までラグビー選手だった南アのショーン・ノリス 優勝を決めて目頭を熱くした理由は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ノリス -21 2 S・ビンセント -21 大槻智春 -21 4 A・キュー -19 杉本エリック -19 比嘉一貴 -19 宋永漢 -19 和田章太郎 -19 内藤寛太郎 -19 石川遼 -19 順位の続きを見る
南アフリカ出身の39歳・ノリス 激闘を制して勝利の美酒に酔った(撮影:福田文平)
<ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 最終日◇23日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)>
首位と5打差のトータル14アンダーからスタートしたショーン・ノリス(南アフリカ)が、トータル21アンダーまでスコアを伸ばし、最後は大槻智春とスコット・ビンセント(ジンバブエ)をプレーオフで下して、19年の「トップ杯東海クラシック」以来となるツアー5勝目を挙げた。
「他の2人と比べたら、プレーオフの経験が自分のほうがあると思っていた。プレーオフではいつものプレーをこころがけていた」とノリスは振り返る。18番パー4の繰り返しで行われたプレーオフの1ホール目では、ノリスとビンセントがともにバーディ。先にビンセントが長いパットを入れたが、冷静にノリスが入れ返した。ここでダブルボギーの大槻は敗退。2ホール目でビンセントがパーオンせずにボギーとしたのに対し、ノリスはグリーン外からパターで上手く寄せて優勝を決めた。
慣れていたのはプレーオフだけではない。“日本初”のプロアマ形式で行われた今大会も、ノリスの地元・南アフリカのツアーでは、「プロアマ形式の試合が78%を締めている。1回勝ったこともある。だから慣れもあった。日本では初めてアマチュアとプレーしたけど、ルールをよく知っているしプレーも良かった。今回は4日間、和気あいあいと回れたし、全然(アマチュアからの)迷惑はかからなかった」と、好調なショットとパットが最後まで崩れることはなかった。
南アフリカは言わずと知れたラグビー大国。15年にイングランドで行われたワールドカップでは、一次リーグ初戦で日本が南アフリカに勝ってジャイアントキリング。しかし19年に初めて日本で開催されたワールドカップでは、決勝トーナメント一回戦で、日本のベスト4進出を阻んだ。
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