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【U-20日本代表/WEB取材】「自分のような選手がミスを怖がってプレーしていたら出ている意味が本当にない」。渡邉知晃、上福元俊哉が引退し金澤空の中で強くなる覚悟。

5月8日から10日にまで、茨城県でトレーニングキャンプを行ったU-20日本代表。5月2日以来、6日ぶりと短いスパンを経て再び行われた今回の活動の最終日に、オーシャンカップ1回戦で対戦するはずだったしながわシティとトレーニングマッチが行われた。20分を3本行う形式のゲームは合計スコア4-2で全日本フットサル選手権王者に勝利。10日、3日間の合宿を終え、立川・府中アスレティックFCの金澤空がオンライン取材に応じた。今回、U-20代表チームでキャプテンを務めた金澤が抱く覚悟に迫った。

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最低限10点を取れるようにしたい

──キャプテンとして臨んだこの3日間の総括をお願いします。

前回のトレーニングキャンプから間も短かったのでチームとしてのプレーモデルの共有はスムーズにできていると思います。ですがいくらチームのプレーモデルが共有されていたとしてもたとえばパスの質だったりドリブルの質が伴わないとチームとしてうまくプレーできない。そういうところの大切さを改めて感じた3日間でした。

──今日の試合に向けてはどのようなモチベーションで臨みましたか?

これまで2連敗していて、3連敗というは絶対にあり得なかった。さらにしながわシティさんは公式戦で戦うはずだった相手ということもあって「とにかく勝たなければいけない」という気持ちで臨みました。自分は仕掛けることを求められて出ていますし、それができなければ自分が試合に出ている意味がないと思っています。今日、1点決めることができましたけど3回くらいは決めなければいけないシーンがあった。そういうところを決められるようにならないとA代表に呼ばれるような選手にはなれないので、試合を決め切れる選手になりたいです。

──3試合目にして全日本フットサル選手権の王者相手に4-2というスコアで勝つことができましたが。

前の2試合での課題を今日はチームとして克服できたというか、同じミスを3回繰り返すというのは絶対にいけないので、そういう意味でも今日勝てたことはチームとしても大きなことかなと思います。

──代表でキャプテンを務めていかがでした?

特に意識したことはないですが1stセットの4人(金澤、毛利元亮、甲斐稜人、倉科亮佑)はFリーグでの出場時間も今回のメンバーの中では多い。その中で前の2試合は自分たちのせいで失点してしまったりと不甲斐ない結果だった。なにがなんでもチームを勝たせようという気持ちで今日は臨みました。

──これまでにキャプテンを務めた経験は?

FC町田ゼルビアのユース時代は副キャプテンをしていたのでキャプテンの選手が何度か試合に出なかったときにキャプテンマークを巻いて試合に出た経験は何度かありますが特に何も背負ってはいませんでした。

──その中で代表のキャプテンという大役を任されて意識していたことは何かありますか?

とにかく喋るというタイプではないので、プレーで引っ張るといいますか、チームが苦しいときにプレーで助けられたらという思いで今日はプレーしていました。

──ゼルビアからフットサルに戻ってきましたがフットサルにはフットサルにはだいぶ慣れてきた?

サッカーをプレーしているときから稜人がチームメイトだった影響もあってフットサルの試合もよく観ていました。なのでそこはスムーズに順応できたかなと思います。

──立川・府中アスレティックFCは渡邉知晃選手が現役を退くなどしました。新シーズンの意気込みはいかがですか?

攻撃的な選手である以上、得点を取らなければ意味がないと思っています。リーグ戦で10点、15点取れるような選手になればA代表に呼ばれる可能性も出てくると思うのでまずは得点にとにかくこだわりたいです。知晃さんだったりカミさん(上福元俊哉)が抜けてしまったので、とにかく自分が2桁ゴール取れるような選手になりたいと思っています。

──新シーズンの目標にしているゴール数やアシスト数はありますか?

昨シーズンは5得点なので今シーズンはその倍の10点はマストかなと。もっと取れれば最高ですけどまずは最低限10点を取れるようにしたいです。

──昨シーズンの自身のパフォーマンスはどう感じていますか?

自分の特徴を出せた試合は少なかったですし、そういう意味でも代表で求められている1対1ではがしてゴールにつなげるというプレーをどんどん出せるようになっていかないといけないと思います。

──自分を出していくために意識していることは何かありますか?

とにかくミスを恐れないことと言いますか、ミスをしてしまっても次、カバーすればいい。自分のような選手がミスを怖がってプレーしていたら出ている意味が本当にないと思うのでとにかく仕掛けてはがしてというのは繰り返していきたいです。チームにもミスに対してどうこう言う選手はいないですし、そういう意味でも伸び伸びとプレーできています。

──新シーズンがもうすぐ開幕しますがそこへ向けた意気込みはいかがですか?

ベテラン選手が抜けて「アスレは弱くなるんじゃないか」と言われるかもしれませんがそんなことはまったく思っていないので、とにかく優勝を目指して頑張っていきたいです。

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