パットの名手に光明 ホストプロ・谷原秀人が5年ぶりマレットパターin | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
谷原秀人は5年ぶりにマレットパターを使用 グリーン制圧でホストVなるか(写真は日本オープン)(撮影:佐々木啓)
<ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ!ツアートーナメント 事前情報◇27日◇美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6988ヤード・パー71>
「スポンサーの方に結果で応えたい」と言ってはばからないのは、国際スポーツ振興協会(ISPS)所属の谷原秀人。今年は14試合に出場して、トップ10入りなし。不調にあえいでいるベテランだが、このホスト大会は復活の舞台にもってこいだ。
この日はプロアマ戦に出場し、コースの感触をチェックした。「もう、めちゃくちゃ良いですね。グリーンのスピードも出ているし、フェアウェイの状態も良い。本当に素晴らしいです」と、コースコンディションは抜群。「出る人だと、(1日)7アンダーくらい出るんじゃないですか? グリーンのアンジュレーションが強いので、そういうところも計算しながら」。ベテランの経験を生かし、バーディ合戦に打って出るつもりだ。
先週に日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、同じ東北福祉大出身の松山英樹がツアー通算7勝目を挙げた。これには谷原も「松山すごいですね」と後輩の活躍に目を細める。「刺激を受ける若手はいっぱいいると思う。ボクらもね、年を取っても刺激は受けますからね…」。舞台は違えど、欧州ツアーで海外の強豪と戦ってきた谷原だからこそ、松山の偉業には頭が下がる。
後輩に続く勝利を狙う谷原の手には、見慣れないマレット型のセンターシャフトパターが握られていた。「ここ5年使っていなかったんですが、久々に打ったら、中々感触が良かった。今週から使ってみようかと思います」。日本ツアー時代にエースとして活躍したが、欧州ではグリーンに適応できずに、すぐにバッグから外していたという。それが、「日本のグリーンには合いそうですね」と久々に日の目を見ることになった。
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