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小平智が13カ月ぶりの国内戦 米ツアー復帰を目指して「試練も意味があると思う」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

小平智、米ツアー返り咲きへ母国で弾みをつける(撮影:ALBA)

ブリヂストンオープン 事前情報◇6日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119ヤード・パー71>

「キレイですね、日本のコースは。全然パターのタッチが合っていないので、練習して合わせていきたい」と、久々となる日本ツアーのグリーンの感触を確かめる。小平智が国内ツアーに出場するのは、昨年9月の「フジサンケイクラシック」以来だ。

最新! 小平智のドライバースイング【連続写真】

2018年の「RBCヘリテージ」で優勝してから米国を主戦場としてきたが、2020-21年シーズンのポイントランキングはシード圏外の150位で終了。翌シーズンの出場権をかけた“入れ替え戦”に臨んだが、出場権獲得は適わなかった。

今年5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」からは3試合連続でトップ20入り。今年からクラブ契約がフリーになって投入した、タイトリスト『TSi3』ドライバーが好調だった。「好きなドライバーを見つけてある程度ストレスがなくて、ボクの中では今までにない成績が続いたので自信にもなった」。しかし、大事なシーズン終盤にドライバーが破損した。「やっていけるんじゃないかなという気持ちが芽生えたけど、すぐ終わってしまった」と消化不良のまま帰国。さらに同時期に愛犬が逝去したりと、大事な存在が一度に離れていった。「最後に神様は試練を与えてくるのかと思ったけど、それも意味があると思うのでバネに頑張りたい」と、まずは国内で立て直しを図る。

この国内復帰戦は、2016年に制した大会。本大会で上位に入れば、今の「第一目標」とする2週後に日本で開催する米ツアー「ZOZO Championship」出場権も獲得できる。年内はこのまま日本ツアーに参戦し、来年は米下部のコーンフェリーツアーがメインになる。「出られるチャンスがあるのに、出ないというのは選択肢にない。夢は米国でやることなので、そこは手放したくない」と、下部からPGAツアーシード復帰を目指していく。

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