2日間『1アンダー』にニヤリ 堀川未来夢と名物ホールの4年間 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 宮里優作 -9 2 星野陸也 -6 3 谷原秀人 -5 永野竜太郎 -5 5 上井邦裕 -4 稲森佑貴 -4 池村寛世 -4 8 岩田寛 -3 J・パグンサン -3 香妻陣一朗 -3 順位の続きを見る
トータル3アンダーまでスコアを伸ばした堀川未来夢(撮影:上山敬太)
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>
2018年の最終日。首位から出た堀川未来夢は、18番グリーンでパーパットを外してガックリと膝をついた。優勝を確実に逃したこの瞬間から4年。今年はここで、2日間とも笑顔が出た。
18番パー3は、大会名物の難関ホール。224ヤードと距離が長く、奥から手前にかけて強い傾斜がかかるグリーンは、花道からやや砲台。今年も18ホール中1番の難易度で、ボギー以上が続出する中、堀川は初日をバーディ締め。ホールインワン逃しのラクラクバーディで、思わず両手を突き上げた。
2日目は、右奥にカップが切られた上に強烈なアゲンスト。「奥はイヤだ」という頭はありつつ、手前は落としどころが悪ければこぼれてしまう。「ピンまで打たず、手前に乗って2パットをイメージした。ティショットを打ったときは、どうボギーで上がろうかって思っていたくらいです」と、5番ウッドで振ったティショットはグリーンに届かなかったが、2打目で2.5メートルに寄せてパーセーブ。「18番、調子いいですね」と、ここでも笑顔がこぼれた。
初出場の4年前は、鼻先まで近づいた初優勝をここで逃した。18番でパーパットを外してプレーオフに進めず、ダブルボギーを叩いて5位タイで終了。そこから翌年の「日本ゴルフツアー選手権」、今年の「カシオワールドオープン」と2勝を挙げて、今年は4年連続4度目の最終戦出場だ。
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