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68BPMのリズムに乗って 岸部桃子が2週連続V争いへ「やるべきことはひとつだけ」(No.158087) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岸部桃子 -7 2 植竹希望 -6 岩橋里衣 -6 4 宮田成華 -5 山本景子 -5 沖せいら -5 竹山佳林 -5 8 山田成美 -4 松原由美 -4 10 佐久間綾女 -3 順位の続きを見る

気にするのはスイングリズムだけ 岸部桃子が4年ぶりVに挑む

気にするのはスイングリズムだけ 岸部桃子が4年ぶりVに挑む(撮影:岩本芳弘)

中国新聞ちゅーピーレディースカップ 2日目◇24日◇芸南カントリークラブ(広島県)◇6460ヤード・パー72>

首位と3打差の5位タイで2日目に入った岸部桃子が、6バーディ・1ボギーの「67」と好スコアをマーク。トータル7アンダーに伸ばし、単独トップに浮上した。明日の最終日を、2016年「九州みらい建設グループレディース」以来となるステップ・アップ・ツアー2勝目に最も近い位置で迎える。

相合傘(?)で仲良くピース!【大会ライブフォト】

同じ轍は踏みたくない。「リベンジを果たす」。こんな思いを胸に臨んだ広島の大会で、しっかりと優勝争いに食い込んだ。先週に行われた「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」。ここでも2日目を終え単独首位に立っていたが、「緊張していたわけではないし、分かっていたのですがスイングリズムが速くなってしまった」と最後に「76」と崩れ、10位タイに終わった。

「自分のスイングリズムは、メトロノームでいうと68BPM。そのリズムが一番しっくりくる。先週の最終日は、スコアと同じで76BPMぐらいだったのかな」。苦笑いしながら、こう自分のプレーを分析。それを1週間で見事に修正してきた。「ショットはきのうの方が良かったけど、ミスしてもアプローチ、パターで凌ぐことができた」。さらにグリーンに乗せられなくても寄せワンで切り抜ける。そんな理想的なラウンドを続けられている。

2週続けての最終日最終組。「優勝は意識しますが、やるべきことはひとつだけです。今週こそは、優勝争いのなかで、68BPMのリズムを忘れません」。これで今度は「68」、あるいはそれ以上のスコアをカードに記すことができれば、優勝に大きく近づくことは間違いがない。そして4年ぶりのカップを手にすることができれば、先週味わった「悔しい思い」は決してムダなものではなくなる。

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