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平均パット数89位のネリー・コルダ 日課の“追いパッティング”でバーディ量産 (No.156902) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 N・コルダ -6 2 チョン・インジ -5 M・サグストロム -5 4 N・K・マジソン -4 B・ヘンダーソン -4 リウ・ユ -4 D・カン -4 K・タン -4 9 イ・ミヒャン -3 キム・セヨン -3 順位の続きを見る
圧巻のプレーで初日を終えた(撮影:GettyImages)
初日を6アンダーの「66」とし単独首位に立ったネリー・コルダ(米国)。世界ランキング3位の実力者が、その力を発揮した。出だしと上がりを含む7バーディを奪い、ボギーはわずか一つ。圧巻のゴルフで初メジャータイトルに向け、最高の滑り出しだ。
元々3月下旬から4月上旬にかけて行われる本大会だが、コロナ禍の影響で初の9月開催。コースは砂漠地帯のど真ん中とあって、連日40度を超える酷暑となっている。ただでさえ難しいメジャー大会仕様のコースセッティングは、この熱波によりさらに難易度を増している。
大会前から各選手が口にしているのは、グリーンの硬さ。気候の影響もあり、最高の締まりを見せるグリーンは、「ボールが跳ねるし、ファーストバウンドが大きい。すぐにグリーンをオーバーして奥のラフまで行ってしまう」と、コルダも警戒を強めていた。そのため手前から攻める作戦でバーディチャンスを量産し、好スコアに結びつけてみせた。
そんなコルダのこの日のパット数は「26」。今季の1ラウンドあたりの平均パット数が「30.04」(89位)と決して高くないどころか、ツアーメンバーの中では下位に低迷。平均飛距離は270ヤードオーバーと申し分なく、パットの精度が課題とされてきた。そんな状況打破に、実は新たな練習を取り入れていた。
3位タイに入った2週前の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」前から行っているのがラウンド終了後、練習終了後の“追いパッティング”を日課とすること。一見当たり前のこの練習が、「ショートパットが良くなったりバーディを逃さないことで自信につながる」と効果を発揮している様子。初日は全選手中8番目のパット数を記録した。
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