「アマチュアで2勝」 中島啓太が明かす“自分にしかできないこと” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 今平周吾 -8 2 岩田寛 -7 桂川有人 -7 大西魁斗 -7 鈴木晃祐 -7 6 星野陸也 -6 K・コボリ -6 8 稲森佑貴 -5 香妻陣一朗 -5 B・キャンベル -5 順位の続きを見る
中島啓太が明かした“野望” 世界最強アマの挑戦は続く(撮影:鈴木祥)
<アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ 最終日◇15日◇大洗ゴルフ倶楽部 (茨城県)◇7163ヤード・パー70>
悔しい1週間が終わった。世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大4年)は、最終日にスコアを4つ落とし、トータル2オーバーの32位タイで終戦。ローアマの座も逃した。
「7つのボギーを打ってしまったので。チャンスどころか、今日はひどいゴルフだったと思います」。ギャラリーにバーディを見せたいと意気込んだ最終日だったが、その願いを叶えることなく、初日の3アンダーから沈んでしまった。「よかったのは初日の後半だけ」。4バーディを奪ったそのハーフ以外は、終始チャンスメイクに苦しんだ。悔しさこみ上げる結果には反省しきりだ。
今大会ではひそかに狙っていたものがあった。それを告白したのは72ホールを終えてから。「アマチュアで2勝目」。その思いが沸々(ふつふつ)と湧き上がった。大学4年、アマチュア最終年、ナショナルチームキャプテン、大学ゴルフ部のキャプテン。重責と期待を背負い、自身でも「後輩に何か残してプロ転向したい」と常に考える。そのなかで導き出したのは、いまだ誰もなし得ていない、アマチュアとしてのツアー2勝だ。
このあとは次週の大学リーグ戦。そして、「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」への出場も前向きに検討している。そして6月の「全米オープン」へと過密日程は続いていく。大学にもほとんど行けず、今年から2人増えたという副キャプテンに任せっきりだが、そのなかで「結果を出すしかない」と、背中で伝えていくのが役割だとわかっている。
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