親日家のアダム・スコットも… 東京五輪の不参加を表明 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
日本にもファンが多いだけに残念(撮影:GettyImages)
22日、アダム・スコット(オーストラリア)のマネジャーを務めるジョアン・エリオット氏が「過密スケジュール」を理由に東京五輪への不参加を表明した。出場辞退は3月の世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)に次ぐ二人目。
スコットは現在世界ランキング35位。世界ランキングを元に出場枠を決めるオリンピックランキングでは、オーストラリアのなかで25位のキャメロン・スミスに次ぐ2位で、マーク・リーシュマンが37位で3位、マット・ジョーンズが53位で4位となっている。
エリオット氏によると「この時期は4〜5週間は家族と過ごす予定。幼い子供たち3人居るアダムにとってはとても重要、この時期を逃すと家族と数日会うことも不可能になる」とステートメントでコメントを発表した
スコットは16年のリオデジャネイロ五輪も過密スケジュールとジカ熱を理由に出場を辞退した。また、スコットは日本オープンに何度も出場しており、日本にもファンが多い。16年大会では松山に同大会に出場するように話すなど、親日家としても知られている。
五輪の出場選手が確定するのは6月21日でスコットが出場権を得るがどうかは未確定だが、すでにスコットの名前はオリンピックランキングから消えている。一部の米ゴルフメディアでは「スコットらしくない決断で、将来、五輪に出場しなかったことをきっと後悔するだろう」という声も上がっている。(文・武川玲子=米国在住)
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