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雨ニモマケズ寒サニモマケズ 淺井咲希が先週のリベンジへ首位浮上(No.159911) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 淺井咲希 -5 2 申ジエ -4 3 ペ・ソンウ -3 4 全美貞 -2 脇元華 -2 稲見萌寧 -2 7 比嘉真美子 0 柏原明日架 0 安田彩乃 0 小祝さくら 0 順位の続きを見る

大粒の雨が降るラウンドも得意 淺井咲希が首位に浮上した

大粒の雨が降るラウンドも得意 淺井咲希が首位に浮上した(撮影:米山聡明)

<富士通レディース 2日目◇17日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6659ヤード・パー72>

多くの選手がラウンド後「寒い」と言った初日よりも、さらに冷え込む12.6度という気温のなか行われた2日目。前日は半袖のウェアでプレーすることもあった淺井咲希も、さすがにレインウェアを着込み、それでも「長かった…」とポツリつぶやくほどの一日となった。だがゴルフは6バーディ・1ボギーの「67」と快調に飛ばし、この日のベストスコアをマーク。トータル5アンダーの単独首位に浮上した。

原英莉花も寒そう…?【大会ライブフォト】

強い雨風に多くの選手が苦戦するなか、淺井は4番で10mを沈めるなど前半だけで4バーディを奪取。後半は「寒すぎて手がかじかんだままでした」とパーが続く展開から、15番で1mのパットがカップでくるんと回りこの日最初のボギー。ここで悪い流れに傾きかけたが、直後の16番で3mを沈めるバウンスバックでそれを断ち切った。さらに17番でも1つ伸ばすと、最終ホールも20m超をしっかり2パットで決めてパーセーブ。「最後を2パットでおさめられたら120点だと思っていた。いいラウンドでした」と笑顔のホールアウトとなった。

この悪天候も“おあつらえ向き”の展開だった。2位タイとなった先週の「スタンレーレディス」など、昔からなぜか雨の日はスコアがいい。「きょうの最後5ホールくらいはバタバタで順番が来たら打っているような感じでした。自分のスコアが分からないくらい。でも、余計なことを考えずにシンプルにゴルフができていた」と否が応でも目の前の1打に集中できる環境がいいらしい。さらに「合羽を着ていると振り切れないのでいつもよりドローがかからない。その分、ストレートで狙っていきました。無理をしないマネジメントも良かった」と、この日も良いジンクスは健在だった。

さらに言えば、寒さ自体もそこまで苦にならないという。「私はどちらかと言えば暑がりなので、みんなが言うよりはマシだと思う。昨日も半袖でしたしね(笑)」。この日も「できるだけ合羽を着たくないのでインナーを多く着てカイロを持ちました」と最後は、そのレインウェアのそでを外してプレーする場面も。寒さに対するアドバンテージは順位にはっきりと表れている。

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